色々食べてみたくなる!和菓子の餡のバリエーションがすごい

和菓子作りに欠かせない小豆あんと白あん

和菓子に使われている餡には、色んなバリエーションがあります。餡作りによく使われるのが豆で、そのなかでも小豆あんは様々なお菓子に使われています。小豆の皮を残して潰した粒あん、丁寧に裏ごしした舌触りの良いこしあん、と作り方によって印象が異なります。小豆餡はその色合いから、赤餡や黒餡と呼ばれることもあります。小豆餡と対照的な白いやわらかな色合いの餡が白あんです。白あんは、白いんげん豆や白小豆を使って作られます。

ほかにもある!豆を使った餡

小豆あんや白あん以外にも、豆を使ったあんこがみられます。枝豆の産地として知られる東北地方などでは、枝豆をすり潰したずんだ餡が作られていて、餅にまぶしたずんだ餅を作る習慣があります。最近では、産地以外にも広がりを見せていて、餅以外にずんだ餡を包んだあんパンなども販売されています。また、緑色の豆を使った餡としては、うぐいす餡も人気です。うぐいす餡は、グリーンピースとして親しまれている青えんどう豆から作られ、深みのある味わいと艶やかさが魅力です。

秋の味覚を使った餡も人気!

豆以外の食材からも餡が作られています。なかでも、味覚の秋に収穫されるさつま芋や栗といった甘みのある素材を生かした餡は高い人気を誇っています。さつま芋あんでは、むらさき芋を使った色合いの美しい餡もみられます。素材の持つ自然な甘みや風味が伝わるさつま芋あんや栗あんは、様々な和菓子に使われていて、寒い時期に嬉しいあたたかい和菓子、たい焼きや大判焼きの餡としても人気です。餡の多様性は、和菓子の魅力を高めるひとつの要素といえるでしょう。

すり潰した枝豆と砂糖、塩で味付けした餡をお餅に絡ませたものがずんだ餅です。仙台では家庭でずんだ餡を作るところも多いです。